さつま芋収穫

はるさん

2011年12月05日 20:07

こんばんわ土、日曜日は実家のさつまいもの収穫作業の手伝い
でした。
合計5反8畝のうち一番広い畑です。手前は掘り起こしまで済んだ状態です。

土曜日は雨模様で肌寒く、動いていないと風邪ひきそうでした。

まずはつる切り作業です。機械で刈りますが微妙につるが残ります。
これをちゃんと切らないと掘り取り機に絡んでしまいます。
まずバシッと切ります。そして残ったツルを手鎌で切っていきます。



この状態にします。広い畑をテクテク歩きながら全て見回ります。
これ地味に難儀なんですが一通り済ませたらポカポカと暖まりました。準備運動みたいなものです。



まだ掘り起こしていないところもありますが、3割ほど収穫作業が済んでいました。
とにかくここはダァーと広くて(詳しくは分かりませんが3反以上はあります。)
テキパキこなさないとですね。




そして掘り取り機を使います。これうまいことできてますね。
ガッチャンガッチャンしながらきれいに掘れます。

芋の収穫は非常に骨の折れる作業です。尾っぽをポリッとちぎって前のネットに入れるのですがなんせ量が多い。

こちらではショケと言いますがザルですね。ちぎった芋を延々手作業で運んでいました。

これが結構重いんです丸一日この作業をしていると腰が折れるかと思うほどです。


 
遠くからショケを抱えたり、一輪車で運んだりと「これは何とかならんだろうか。」と、昨年からず~っと考えてました。

バケットにフックが付いているタイプなら吊り上げることができます。この仕様で購入した理由のひとつです。

身体を壊したら何もならないと妻が買ってくれましたがこれは本当に助かってます。

そしてネット支持用の枠の脚を短くしたものを2つ作りました。
低い位置ですからそれほど負担になりません、これにポンポン放り込みます。

中央のネットを交互に移動させて運ぶ負担を無くせば芋を寄せたりせずに済むようになります。

重いものはユンボくんに運んでもらおうという算段です。使える機械はフル活用します。

道路を通る人が怪訝な顔で見ています。「畑にユンボ。」てな感じですか。

たしかにあんまり見ない光景ですが説明している暇もありませんので構わず作業に集中です。

底のひもを引いて移し替えます。手作業とは全然違います、とにかく労力の軽減と作業の効率化は重要ですね。
 
広い畑なんですが問題点(キッツイやつです。)があります。

実はここには広範囲に亘って紫紋羽病が入っています。このように芋が腐ってしまいます。
規模が大きくなると収益に影響がでるだけでなくどんどん拡がってしまいます。

これはほんとに厄介で土を入れ替えるか土壌消毒しないかぎり取り除く方法がありません。

一度発生すると中途半端な方法ではすぐに再発生してしまいますので時間をかけて念入りに作業するようにします。

5月に一番広範囲にわたって被害があった場所に土壌消毒を行なったところ病気が激減していました。

消毒方法はこれで正しいようですが幾つか違うやり方を組み合わせた方がよさそうです。
大きな芋に病気が発生しているとがっくりします。きっちりやったるどー。

土曜日はここまででした。天候が心配でしたが、収穫作業に影響がでるほどではありませんでした。でも寒かった~。 

夕方作業終了間際でユンボくんにトラブル発生です。経年劣化で油圧ホースが切れて作動オイルが吹き出してしまいました。

作動油かなり熱かったです。火傷するとこでした。定期的な点検は重要というか基本ですね。しかし困りましたね。

明日の作業で使えないと大変難儀をします。いつもお世話になっている重機さんにすぐ連絡したところなんと社長がすぐ来てくれました。

現場で修理ができるとのことで大変助かりました。
トラックに専門の機械満載で颯爽と登場、やっぱりプロですね。サクッと修理してサァ~っと撤収しました。

お見事でございます。「社長見てますか。おかげで無事作業ができました。ありがとうございました。」

すっかり辺りは暗くなっていました。

日曜日の朝です。今日は昨日とはうってかわって晴天になりました。汗ばむくらいの陽気で気持ちがいいです。

今日は来年の作付け用の種芋も同時に収穫します。しっぽを折らずに素性のいい物を選びます。

種芋の保存は温度を一定に保てる場所が必要ですが依頼できるようになりました。

穴掘って籾殻とくん炭で保存するつもりでしたがなんせやる事が多いのでお願いできて助かりました。

今まではもらい苗だったそうですが作付けが遅くて芋が大きくならず収穫に余計な手間がかかっていました。

デンプン用のさつまいもですから形は関係ありません。大きさに係わらず収穫の手間は同じです、小さな芋がたくさんつくより大きな芋が少ない数で出来た方が作業がらくです。

来年に向けてまず土壌消毒で面積を戻してその次に土の改良を行います。そして自前苗で作付けも1ヶ月早めます。これで収量、品質ともに改善します。種芋はみかんコンテナ15箱準備できました。
  
今年の収穫作業終了です。連絡をして程なく収集車が来ました。
 
次回からまた田んぼの整備ですが、これでしばらくは集中できます、計画的に一気に進めるつもりです。

お昼のお弁当に加えてカップラーメンも出ました。畑で食べる昼食のおいしいこと。
一歩また一歩と確実にこなしていけばいつか拓けると心がけてどーんとやったるどー

ご覧いただいてありがとうございます。




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